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古材フローリングを座卓の天板に
当社のお客様から、古材を使った座卓が完成しました。。。という嬉しいお知らせをいただきましたので、皆さまにもご紹介させていただきます。
我々の古材は、アメリカンテイストなので、滅多に”和”の仕上げをされるお客様はおらっしゃいませんが、この座卓は、脚を長くすればテーブルにもなるような、とてもシックな仕上がりです。
この天板部分が、我々の古材で、実は、フローリングなのです。ネイリー(釘穴あり)のハートパインという古材で、表面には昔の釘穴があり、我々のお客様にて、形状とサイズが1つ1つ異なる釘穴には”ガラスタイル”を埋め込まれた、とのことです。
使用された古材は、こちら。http://www.oyamalumber.com/antique/sw-fl-nhp.html
古材以外の部分(額と脚)は、イペ材の新材を使われたようです。
私どもの古材は、100%本物、100%無垢材ですから、どこでカットをしても、新建材と違い下地が見えてしまう。。。ということはございません。 お客様のアイデア次第でフローリングもテーブルやバーカウンターの天板になります。
最後に、座卓をデザイン・製作されたお客様のご紹介です。
〒408-0313 山梨県北杜市白州町横手1620-279 tel .fax 0551-35-4213
冨永泰雄
art work POTMAN http://www.d3.dion.ne.jp/~tom_tom/index.html
使い古した足場板
最近、弊社へのお問い合わせで、「古い足場板は、扱っていませんか?テーブルの天板や、カウンターに使いたいのです」というものが増えておりますが、古い足場板は、通常、杉材を建築現場で数年使い、日焼けをして、ペンキが垂れたり、汚れている。。。というもので、”古材”でありませんので、弊社では現在取り扱っていません。
やはり、本物の古材を扱う業社としましては、最低でも70年以上は、建築物で使われたものを取り扱っていく方針で、年数を経ての味わいではない物には、なかなか抵抗がございます。
参考程度に色々調べてみましたが、日本では、建築環境の変化により、数は少ないようです。。。。特に関東地方では。
当社のネットワークの北米、ヨーロッパに、色々聞いてみましたところ、海外には、ありますね、使い古しの足場板。
探せばあるものですね。。。。40feet コンテナで輸入すれば簡単な話ではありますが、しかし、古材ではないし。。。。。と。
当社としては、できれば、原生林の古材で、汚れではなく、味わいがあるものを探していきたいところです。
もし、古材では無くても使い古しの足場板を購入したいお客様がいれば、info@oyamalumber.com まで、お知らせください。そういったお客様が多ければ、当社も海外から使い古しの足場板の輸入を検討します。
現在、当社のアイテムで、テーブルの天板や、カウンターに加工できる古材は、ビンテージプランクという厚板がございます。
http://www.oyamalumber.com/craft/product_vp.html
厚みが65mm前後の、豪快な古材です。先日、初回のロットが入荷しましたが、バーカウンターやら、テーブルトップやらに加工される業者様が、買いいらっしゃっており、すでに在庫が少なくなってしまいましたので、また次のロットを北米で必死に探しておりますので、お待ちくださいね。
こちらも、他の古材同様に、個体差が激しいため、弊社の古材倉庫(栃木県小山市)にて、現物在庫から、お客様ご自身で選んでいただいての販売ですので、事前予約をお願いします。
新商品についてのお話し2
先日に続いて新商品についての考察を1つ。
こんなパターンも面白いですよね。
施工は大変なフローリングですが。。。。実現するかどうかは、どうでしょうか?
寒冷地での建築
北米の極寒の地で面白い建築をしている。。。。ということで、やってきました。
なんと建てる住宅そのものをすっぽり包んでしまうテント(ドーム?)を作って、そのドームの中で、雪と寒さに影響されないように、工事をしている。
しかし、豪快ですね。 雪で建築ができないならば、建築している敷地全部をドームでくるんでその中で建てれば。。。という考え方。まさに大陸的ですね。敷地が広いアメリカ大陸ならではの、考え方。
これであれら、雨が降ろうが雪が降ろうが、工期通りに家が建ちますが、ドームテントの費用は、相当でしょう。どうしても春までに家を完成させてほしいお施主様の意向のようです。
いやはや、北米は、予想外です!
古材でテーブル
古材の厚板でテーブル作成!
1枚ものでそのままテーブルを作れるような古材は、なかなか採れません。
見つかっても、目が飛び出すような値段で、とてもとても買えません。
でも、こんなテーブルをお客様が作ってみました。
原料は、これです。
http://www.oyamalumber.com/craft/product_vp.html
さすがにこの1枚でも、幅は、300mm程度なので、2枚、横ハギします。
初回のロットの日本の在庫が少なくなってきました。
北米でやっと次のロットになりそうなものを見つけました。
このなかから、状態のよいものだけをセレクトして、洗浄。。。。。下仕事をして、日本に送ります。1月末には、再入荷しますので、お待ちくださいね。
古材をリビングに
新年明けまして、おめでとうございます。
日本事務所は、今日から仕事始めになりました。
今年も、質の良い輸入古材をご提供していくよう頑張ります。
さて、新年早々(欧米では年末年始の連休はありません)、知り合いのお宅の古材の画像をご紹介します。
床と暖炉の上の角材が古材です。
部屋の空気感も日本とは違いますね。 空間にあまりにもきちんとして直線、直覚が無いからでしょうか。。。。。何か、ゆったりします。
古材BEAM材
ちょっと前に解体した現場からのBEAM材を仮置きしておいて貰ったので、やっと時間を作って見に来ました。
こんな具合。
これらが日本の倉庫について、針葉樹 手斧跡BEAM BM-68 ( http://www.oyamalumber.com/antique/beam68_910.html ) となって販売されますが、ご覧になってわかるように、1つの解体物件から採れても、これだけ、断面サイズは、ばらばらです。
よって、150mm角で長さ○○○mを20本、30本というご依頼が非常に増えておりますが、そろえるのは大変。
今年も、頑張って、状態がよいもの、断面もある程度揃うもの、尚且つ、”本物”であること。。。。をモットーに頑張っていきます。
このBEAM材の表面をブラッシングし、表面にウレタンを塗ると、針葉樹独特の飴色の仕上がり。
この状態であれば、触ってもきれい、刺も刺さりません。
ほれぼれしますね!
古材の家具
アメリカで古材の家具を見つけましたので、画像を。
味がありますね。
最近は、色々なところで古材を見かけるようになりました。
昔の工具
知り合いの工場の壁に、昔の工具が飾ってあったので、写真撮ってみました。
これをみると、本当に苦労して、木材を伐採して、加工していたことが分かりますね。
ここで1つ余談。
日本では、のこぎりは引きながらカットしていきますよね。。。。北米は逆なのです。押しながらカットしていきます。
20年ほど前、アメリカのホームセンターで、ハンドソウを買って日本に持ってきたのですが、引いても引いても切れない。。。。そこで気付きました。
これも1つの文化の違いですね。